Webサイトを活用して集客を考える中でLP(ランディングページ)を聞いたことある方もいると思います。

本記事では、LP(ランディングページ)の特徴やメリットを踏まえ、LP(ランディングページ)運営について詳しく解説していきますので、集客でお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

LP(ランディングページとは?)

LP(ランディングページ)とは「Landing Page」の略であり「広義のランディングページ」と「狭義のランディングページ」の2つあります。

広義のランディングページはユーザーがWebサイト内で最初に訪れたページのことです。たとえば、ユーザーが「アクセス」のページを最初に訪れた際は「アクセス」のページが広義のランディングページにあたり「事業内容」のページを最初に訪れた際は「事業内容」のページが広義のランディングページにあたります。

それに対して狭義のランディングページは、Webサイトに訪れたユーザーが起こす行動(購入や問い合わせ)を誘導するために作られた縦長にレイアウトされたページのことです。

大手電機機器メーカーの「dyson(ダイソン)」では、掃除機やドライヤーなど製品ごとのLP(ランディングページ)を作っています。

LPの種類

LP(ランディングページ)は、その目的に応じていくつかの種類が存在しますので、それぞれご紹介していきます。

オプトインページ

オプトイン(opt-in)とは、日本語で「同意」や「参加」という意味をもっており、オプトインページは商品やサービスに興味・関心がある見込み客を獲得するためのページです。

商品の購入率やサービスの成約率を高めるには、より興味や関心が高い見込み客に対してアプローチをかけることが有効であるため、オプトインページで顧客の情報を収集します。

オプトインページを作るときは、ユーザーがわかりやすい内容と入力フォームの使いやすさが重要です。

ファネルページ

ファネルとは、見込み客が商品やサービスを認知してから購入するまでの過程で週数になっていくことを指します。

下記図のように、ユーザーは商品やサービスを「認知」してから「興味・関心」を抱き「比較・検討」をした後に「購入」をします。

このように、Webサイトに訪問したユーザーがどのくらいいるのか、訪問後に問い合わせページにどれくらいの人数が移動し、そこからどれくらいのユーザーが問い合わせを完了させたのかなどが把握できます。

ファネルページでは、それらの分析によって見つかった課題や問題点を改善に導けるのです。

セールスページ

セールスページとは、商品の購入やサービスの申し込みを目的としたページのことであり、LP(ランディングページ)の中でも特に多いページといえるでしょう。 ユーザーが商品の購入やサービスへ申し込む際に必要な情報を掲載し、フォーム入力の完了まで導くページです

クッションページ

クッションページとは、ユーザーの購買意欲を高めることで商品の購入率やサービスの成約率をあげることを目的としたページのことです。

先述したように、ユーザーは商品やサービスを認知してから「興味・関心」というフローを踏むため、認知してからいきなり宣伝をしてしまうとユーザーの離脱率が高くなってしまいます。

そのため、よりユーザーに対して商品やサービスの必要性、差別化を認知してもらうためにクッションページで購買意欲を高めるのです。

LPのメリット

LP(ランディングページ)を作ることで得られるメリットは主に3つありますので、それぞれご紹介していきます。

コンバージョン率が高まる

コンバージョン率とは、Webサイトに訪問したユーザーが購入や申し込み、問い合わせなどのアクションを起こした確率のことを指します。

LP(ランディングページ)では、基本的に何かしらに特化した内容を掲載するため、訪問したユーザーのほとんどが商品やサービスに興味・関心がある見込み客です。

そのため、ユーザーが欲している情報を適切に掲載していれば、通常のWebサイトよりもコンバージョン率を高めやすくなります。

他ページへのリンクがなく離脱率が低い

ユーザーがWebサイトに訪問した際にさまざまな他サイトへのリンクが設置されていると、ページを読み進める中で他のページやサイトに流れてしまいます。 しかし、LP(ランディングページ)では基本的に他サイトへのリンクを設置しないため、ユーザーがページから離脱する確率が低くなるのです。

一連の流れでユーザーが読み進められる

LP(ランディングページ)は1ページ綴りで制作し、上から下まで一連の流れで情報を発信します。

基本的には「キャッチコピー」「悩みの共感」「メリット」「実績」「クロージング」の流れで打ち出し、閲覧したユーザーの心理状態や思考を想定し、顧客への注意喚起、購買意欲の向上、購入や問い合わせまでの流れを自然に完結できるようにするのです。

LPを参考にするおすすめサイト

LP(ランディングページ)を制作する際は文言やデザインが重要となります。そのため、LP(ランディングページ)の参考になる、おすすめのサイトを2つご紹介していきます。

Pinterest(ピンタレスト)

Pinterestは、インテリアやファッション、美容をはじめとし、さまざまなデザインやアイデアが掲載されているサービスです。

LP(ランディングページ)のデザインも多く掲載されており、自身がLP(ランディングページ)を制作する際の参考例として活用できます。

(引用:Pinterest)

ランディングページ集めました。

「ランディングページ集めました。」では、LP(ランディングページ)に特化した参考サイトであり、あらゆる業界や分野のランディングページが参考例として掲載されています。

リンクが設置されているLP(ランディングページ)をクリックすることで、実際にサイトへ訪問ができ、文言や文章の細かい部分も参考にできるようになっています。

(引用:ランディングページ集めました。)

LPと広告運用はセットで考える

LP(ランディングページ)を運用する際には広告とセットで考える必要があります。その理由として挙げられるのが、LP(ランディングページ)のデメリットといえる「SEOの弱さ」です。

LP(ランディングページ)はデザイン性を重視するあまり画像が多くなりがちであり、文章を画像化して掲載するケースもあります。そのため、Googleからは情報量が少ないとみなされ、SEO対策がしにくくなってしまうのです。

そのため、特定のキーワードで検索したユーザーを狙うのではなく、そのほかの広告にLP(ランディングページ)のリンクを掲載しておき、誘導する手法が効果的といえるでしょう。

広告運用の考え方

広告運営を行う際に重要なのが「適切なターゲット設定」です。

いかに良質なLP(ランディングページ)を作成したとしても、そこに誘導ができなければ効果は薄くなってしまいます。そのため、広告運営でいかにユーザーを直接的に導くかが重要となるのです。

広告の種類は「SNS」「メルマガ」「チラシ」「看板」「交通広告」などさまざまありますが、提供する商品やサービスのターゲットが一番閲覧する可能性が高い広告を選ぶべきでしょう。

たとえば、若者層に対しての商品やサービスを宣伝したい場合、チラシや新聞広告のように若者があまり見ない広告を活用しても効果は期待できません。逆に、高齢層に向けて宣伝をしたい場合は、SNSやメルマガで宣伝をしても効果は期待できません。

このように、いかに良質なコンテンツをもっていて多額の広告費をかけようとも、広告の発信の手法が間違っていれば効果は得られないので注意が必要です。

プロに依頼するポイント

広告は多く活用すれば活用するほど大きな費用が発生してしまいます。そのため、より効率的かつ高い成果を望む際はプロに依頼する方が得策です。

しかし、何も考えずに依頼をしても失敗で終わってしまうこともあるので、プロに依頼する際は次のような点に注意しましょう。

  • 依頼する広告のノウハウや実績がある
  • 丁寧な対応や根拠を教えてくれる

LP(ランディングページ)や広告運営は中・長期で成果を求めるケースが多いため、プロに依頼をしたら事実上のパートナーになるのです。そのため、依頼をする際はより信頼をおける業者に依頼することをおすすめします。

まとめ

今回はLP(ランディングページ)の特徴を踏まえ、運営に関する考え方について解説してきました。ここまでで記述したように、LP(ランディングページ)はさまざまな活用法があり、適切な運営を行うためには専門知識や経験が必要です。

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